2007年6月10日日曜日

祈り。

 母が肺がんの告知を受けてからずっと支え合って来た友人がいます。彼女のお父様は母と同じ歳で、母よりも少し早く肺がんが見つかった、言ってみれば患者家族先輩です。
友人と言っても彼女とはとある掲示板で知り合い、月数回のメールのやりとりで今まで支え合ってきました。会った事はありません。
こういうのってメル友っていうのが正しいのかも知れないけれど、お互いの状況が状況だけに様々な泣き言や悩みをぶちまけ合ってきた仲で、そんな表現も少し違うように感じます。
私はネットどっぷりの世代からは少し歳を取っているので通常ではあり得ない関係なのですが、母の病気に関しては彼女を始め、沢山の患者さんや家族の方とコミュニケーションを取っています。インターネットの無かった頃は本当に孤独な戦いだったのでしょうね。


 その彼女のお父様の体調が思わしく無い、という内容のメールが昨夜来ました。
肺原発は抗がん剤で素晴らしく抑えられているのに脳転移が続いていて、何度もガンマナイフ処置はされているようなのですが、今の症状は腰の痛みと吐き気が続いていて食事が摂れない状態が続いているそうなのです。
 少し前のPET-CTでは骨転移の所見は無かったのに腰の痛みが依然ヒドイらしいのです。吐き気と痛みなんて一番堪え難い症状が彼女のお父様を苦しめていると思うと辛いです。近くで支えている彼女のお母様や彼女自身も参ってしまわないか心配です。

 どなたかこのような症状に心当たりのある方はいませんか?対処策、その他何でも思い当たる事がある方がいたら宜しくお願い致します。

 近くだったらすぐに会って、何も出来ないけど話くらい聞けるのに。
彼女のお父様の症状が一日も早く改善されますように、祈るばかりです。

 

2 件のコメント:

noo さんのコメント...

初めまして。再発癌で化学療法治療中の母を持つ者です。私の母も、吐き気、痺れ、倦怠感、そして癌再発以外の部分のひどい疼痛に苦しんでいます。CTやMRI
などで、痛む場所への転移の有無を何回も調べましたが、見つかりませんでした。疼痛コントロールのための治療も受けていますが中々改善されません。原因は抗癌剤の副作用の積み重なりだと思います。実際数ヶ月休薬したときは、症状が良くなりました。かれこれ20クールくらい治療を続けているので体が悲鳴をあげているのでしょう。私は医者ではないので医学的な事は分かりませんが、抗癌剤は長く続けるほど予想外の副作用が出てくるようです。対処策は休薬か減薬して体制を建て直すしかないのかもしれません。お友達のお父様のご回復をお祈りします。また同じ立場の者としてぽんさんとお母様を応援しておいます。長文失礼致しました。
追伸、コメント欄の件ですが、設定がgoogleのアカウントを持ってる人のみのコメント可になっているせいではないでしょうか?匿名のコメントを受付可にすると、投稿量が増えるかもしれません。ちなみに私も今回コメントするためにアカウントを作らなければいけませんでした。

ぽん さんのコメント...

>nooさん
初めまして。とても参考になるコメントをありがとうございました!!早速友人に知らせてみたいと思います。
抗がん剤の副作用の積み重なりですか。なるほど、、、あれ程強い薬を継続投与していたらどのような副作用が出ても不思議では無いのですね。疼痛コントロールの治療も受けられているとの事、今後お母様の症状が良くなる事を祈っております。
 友人の父親は脳転移を繰り返していますのでもしかしたら脳転移した場所に問題があるのかも知れないという事も言っていました。

 お母様は20クールも継続されたという事は大変ながらも体力がおありになったのですね。
 どうか最大限な効果がありますように。

同じ患者家族として今後ともよろしくお願い致します。私もnooさん、お母様の事を心から応援しております。

コメントの件、ありがとうございました。
設定を「全員コメント出来る」にしてみました。最近はデフォルトはなるべくクローズされた状態なのですね。アカウントを作って下さってまでコメントして頂けた事に心から感謝致します。