2008年2月6日水曜日

検査結果と経過

 昨日はサイバーナイフセンターでの脳MRI、今日は血液検査と抗がん剤投与の日でした。
脳検査の結果、小さい転移は存在しているももの、増大は無く、むしろ退化している転移巣もあるようで、まずまずの結果でした。
2度目のイレッサを投与していた12月の1ヶ月間で肺がんが進行してしまったので脳転移の進行は覚悟していたのですが安心しました。無効だと思っていたイレッサが最後の力をい振り絞ってくれたのでしょうか。
安心...と言っても常に期限付きなので気は抜けないのですけどね。

 脳の検査はいつも同行していますが、肺の主治医に会うのは久しぶりでした。
3度目のイリノテカン、初回は半量、前回は標準量を投与、前回の投与後の副作用がちょっと辛かったようですので(下痢と吐き気)今回は初回と前回の間くらいの量を、と思っていたのですが「初回は様子見で減量しましたが通常はそういう事はしません。私が把握しているのは標準量でのデータですので」と言われ、今回までの三回で1クールなので標準量の投与を勧められました。
 初回の投与から一週間後のCEAは下降していましたのでイリノテカンは効くかも知れない!との願いを込めて標準量の投与を決心しました。効くのなら数日間の副作用は我慢する、との母の決断です。

 肝臓転移に関してのはっきりした返答はもらえず、「この段階でどこに転移したからそこを局部的に叩く、という事では無く、まずは肺原発の進行を止めるのが先決です」と主治医曰く。
 患者側からして見れば転移は病気の進行度を表すものとして受け止めるので、そう言われてもあっさり納得は出来ずはぐらかされた感があり...とは言え言われている事が分からない訳では無いので引き下がりました。
 
 まずは骨髄抑制が無く抗がん剤を投与出来た事は良い事、次回のマーカーとCTの結果を見て今後の事を話し合いたいと思います。
久々の通院同行で主治医と患者とのコミュニケ−ションの難しさを改めて感じました。
 

 

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