2008年2月4日月曜日

海へ

 今日は休日、仕事仲間と遠出をしました。
神奈川県の海の見える公園の山を登り、海沿いを歩き、砂浜でしばし時を過ごしました。砂浜からも冷気が上がってくる程の寒さでしたが白く寄せる波の音を聞き、心が軽くなるのを感じました。
公園内にはすでに梅が芽吹き、白い水仙が沢山咲いていて春が近い事を実感しました。
山は内に入る、海は解放だと言います。どちらも自然の命の宿る場所、生命力に溢れる樹々や花、土や水に触れると慌ただしい時間の流れが本来のスピードに戻り、ゆったりと安らぎを感じます。

 初回イリノテカン投与後の腫瘍マーカー(CEA)の結果が出ました。59から49に下がっていました。母の場合、CEAがほぼ忠実に状態を表すので一週間で10も下がったのは良い兆候です。薬の選択が正しかったのかも知れません。このまま全身に作用して肝臓の転移も治まってくれると良いのですが。

 白金製剤+タキサン系+アバスチンの治療が欧米では効果が上がっているようです。
今後アバスチンが肺がんに保険適応される可能性もありますし、それ以前にタルセバの処方がもっと浸透するはずです。諦めずに一歩一歩、進んで行きたいと思います。

 闘病とは良く言ったもので、本人はもとより家族も毎日病気との戦いです。
心が疲れた時には大自然にチャージを求め、頑張っていきたいと思います。
明日は脳MRI検査です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

始めまして!
いつもブログを拝見させていただいてます。私の母も肺がんで、去年告知を受けました。突然の事で絶望感に打ちひしがれ泣いてばかりでしたが、ぽんさんのブログでお母様と頑張ってある姿に、たくさんの勇気を頂きました。私も母と頑張っていきます。ほんとに「闘病」ですね。

ぽん さんのコメント...

>あやさん
コメントをありがとうございます。諸事情で(使い方を把握して無いだけ?)時間差表示になってしまう事をお許し下さいね。
告知当初は私も絶望して自分がどうかなってしまうのでは無いか、というくらいでした。あやさんの心中お察しします。
あれから2年、治療がうまくいけば喜び、状態が悪化すれば落ち込んでの繰り返しで安まる時ありませんが、自分自身が壊れないようにあやさんもお母様も支えつつもご自分の休む時を作って下さいね。
 お母様の治療がうまくいく事を祈っています!