2008年6月3日火曜日

その後

 母の体調は相変わらずです。1日に何度か突き上げてくるような吐き気に襲われる事と、めまいがあります。考えたく無いのですが肺がんの方が進んでいるのか、変な咳を良くします。血痰は無いようですが、痰も良く出ます。

 今週中にもう一度脳のMRIの写真を撮り、問題箇所が処置されているかどうかのチェック、木曜日には肺と肝臓のCT、血液検査と腫瘍マーカーの検査をします。こちらの方は恐ろしいです。無治療後、どのような画像や数値になってしまっているか....
 
 一つ改善されているのは食欲です。無いのは相変わらずなのですが、「美味しい」という言葉が久しぶりに聞けるようになりました。
汁ものすらも戻してしまっていた先月の今頃を思うと随分の回復です。病院ではハーフ食と言って半分の量の食事が出るのですが、昨日のお昼は完食していました。さらに私の持参した漬け物やリンゴも食べていました。
今日も漬け物、酢の物、フルーツなどを持参して午後から病院へ行きます。

 昨日病棟担当医師から、今週いっぱいは自分が何とかするけれどなるべく早く退院して欲しい、というような事を言われました。
こんな体調で、しかもサイバー処置後の画像診断もしていない内に退院の話?!いったいどういう事なのでしょう。
 
 日本の医療制度、崩壊しています。本当に医療が必要な病人が安心して病院にいられない。
小泉の改革のせいだと父は言います。病院も、医師もいかんともしがたい所でしょう。
話が逸れるようですが、ガソリンも異常な値段です。まさに日本の政治は崩壊どころか腐敗し切っています。

 目下退院した後をどうするかが一番重要な問題です。
体調が戻ればなるべく早くタルセバの治療をしたい。ただそれをどこで行うか。もともとの主治医には父が連絡を取っていつでも戻れる状態にはなっています。その病院までは実家から車で1時間半、しかもそこはタルセバの治療は通院が基本です。入院治療は出来ません。
この体調では現実的な話ではありません。

私としては今の病院くらい都心にいてくれれば安心ですが、治療後の療養目的の入院はどこも出来ません。
せっかく吐き気の原因が究明出来て治療もしているのに全ての治療が中途半端な状態になってしまうのが一番避けたいことです。
んんん。。。。前途多難。脳みそフル回転です。
今考えられる事は今日、医療相談室に行く事です。

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