2010年6月13日日曜日

6月を迎えて

 いつもの事ですが、月命日を忘れてしまいます。
今月に関して言えば昨日。12日が母の月命日です。そして来月7月12日が母の命日です。父の誕生日の1日前です。母の亡くなった日の夜に、集まってくれた友人たちと一緒に父にハッピーバースデイを歌った事を思い出します。間違い無く母の差し金(?)なのでは、と今では思います。父が一人きりの誕生日を迎えないように、と言う母の計らいを感じるのです。

 父が退院しました。
まだ完全では無いですが、ずっと悩まされていた痛みからは解放されるきざしが見えました。
今回父の入院で、母が生きていれば、と何回思った事でしょうか。思っても仕方の無い事なのですけれど。でもきっと私以上に父自身がそう感じたのかも知れません。

 
 母は亡くなる前に私に言いました。
「もしも私が死んで、あの世であなたの事が見えたなら、守ってあげるからね。」


 今でもその言葉に支えられています。生きていればきっと色々な事がある、でも母が見守ってくれているのなら頑張れる。
時間がかかっても乗り越えられる、そんな気がするのです。

 来月は母の三回忌です。

2 件のコメント:

ゆうこ さんのコメント...

ぽんさん、こんにちは。
いつも、コメントへの返信ありがとうございます。

お父様は退院されたのですね。おめでとうございます。
その後、リハビリなどはどうですか?
じっくりと時間をかけてでも、順調に治りますように!
私の夫の叔母も、同じような手術を受け、金属を入れてもらっていますが、今はしっかり歩けるようになりましたヨ。

もう、3回忌なのですね。。。
きっといつでもぽんさんを守ってくださってるんでしょうね。

>今回父の入院で、母が生きていれば、と何回思った事でしょうか。思っても仕方の無い事なのですけれど。

わかります。私はいつも母に何でも頼ってきたので、自分が頼りにされて、途方にくれています。

私の方は、木曜日から入院することになりました。抗がん剤を変えるための入院を頼んでいたのですが、背中の痛みが酷いため、今回の入院の目的は「疼痛の緩和」だそうです。
無治療期間がまた続くことの不安は募りますが、今の状態では、抗がん剤は出来ないといわれました。。。CEAはここ数ヶ月は200を超えています。

金曜日にCTをやっと撮ってもらいました。
主治医からの説明はまだありませんが、緩和ケアのほうの担当医は、CTで見る限り、骨への新たな転移は見つからなかったとのこと。
そして、「痛みの原因は新たな2箇所の圧迫骨折ではないか」と!
せっかく、2月に潰れた骨が治ってきたと思っていたら、新たな骨折とは…。
この数ヶ月の安静のせいで、全身の筋肉が落ちてしまったので、自分で起き上がることさえ難しい状態です。

痛み止めはフェンタミン系(貼り薬と飲み薬)のほかにモルヒネ系のものを追加したため、意識レベルが下がり、会話になりません。。。そんな状態についつい苛立ってしまいます。
「いつもの私の母じゃない」そんな思いです。しっかりしてほしい。「どうして、食べながら寝ちゃうの?」「どうして、さっき言ったことを覚えてないの?」と、思ってしまう。薬のせいだとわかっているのに・・・。でも、薬を減らせば痛みが強くなるなら、減らせない…。
痛みが骨折が理由ならば、退院を迫られる可能性があります。(今は呼吸器内科のベッドですので)
訪問看護や往診して下さるお医者さんを紹介してもらって、家に帰るしかないのでしょうか。。。

毎日、自分が疲れているせいもあってか、母に苛立ってしまう自分がいて、自己嫌悪に陥ります。
もっといつも優しく接したいのに。
どうしたら、ぽんさんのように、お母様に優しく接してあげられるのでしょうか?
こんな自分がほとほと嫌になります。

梅雨に入りましたね。
カラッと晴れてくれる日が待ち遠しいです。

ぽん さんのコメント...

>ゆうこさん
いつもレスが遅くてごめんなさい。お母様、その後いかがですか?
骨転移の痛みはいかがでしょうか。意識レベルが下がったとしてもご本人の痛みが少ない方を選択せざるを得ないですね。。。

ゆうこさんの苛立ち、とても良く分かりますよ。私も同じでした。
弱っていく母を分かっていながらも受け入れられない自分への苛立ち、悲しさ、平常心でいられる訳がありません。
私は今でも後悔している母への言動がありますが、きっと母は全部分かってくれて許してくれている、と都合良く解釈しています。
きっとお母様もゆうこさんの心を分かってくれていると思います。


大もとであるガンの治療が出来ない事はとても不安ですね。
その後主治医とのコミュニケーションは取れていますか?

どうか少しずつでもバランスを保ちながら治療が出来る事を強く祈っています。

ご心配頂いている父の件ですが、田舎ゆえになかなか気軽に行けるリハビリ施設が無く、介護申請をして訪問リハビリをお願いするものかどうか、考えている最中です。
実際は自分の事に忙殺されて手が回っていないのですが、母のことだったらどんなに忙しくてもやっていた自分を思い、とても複雑な気持ちになります。


ゆうこさん、とても辛い時期ですね。
でもお母様と過ごせる時間は宝物。どうかご自身の体を大切に、お母様を支えて差し上げて下さい。
いつでも連絡くださいね。