2010年7月11日日曜日

明日は三回忌

 また久々の更新となりました。
じめじめ、ムシムシと暑い季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 6月末に旅行へ行ってきました。
たまたま仕事がぽっかりと空いたので「今だ」とばかりに沖縄へ旅立ちました。10数年ぶりの一人旅です。
梅雨明けの沖縄は灼熱の南国、海辺でゆっくりと過ごすなんて事は出来ません。暑過ぎて熱中症になってしまいます。
もっと泳ぎが堪能であれば泳いだのに。私は水がコワイのです。

 一人旅ゆえ、起きたい時間に起きて、見たい場所を自分のペースで周り、食べたいものを食べる。とても気楽です。
その中にも色々な出会いがあり、心に残る出来事もあり、とても感動的、かつリフレッシュ出来た贅沢な数日間でした。
この旅中、どこに行くのにも母の写真と手元にあるほんの少しの遺骨も持参しました。一緒に旅をしているもの、とイメージしながら。

 
 話は変わりますが、長年の友人がヒーラーとして一人立ちしました。彼女の聡明な人格、またストイックな修行の流れを見ていましたので、とても嬉しく思い、早速セッションを受けに行きました。
色々と話が進む中、私の肩にはとても暖かく微笑んでいる(むしろいつも笑っている)身内がしっかりと守るべくしている、と言われました。間違い無く母だと思うのです。
母は亡くなる前に「もしも江原さんの言うような世界が本当にあるのだとしたら、私が死んだらあなたの事を守ってあげるからね」と言いました。
その時は悲しくて「変な事言わないで」と言う返答しか出来ませんでしたが、今はただ「お母さん、ありがとう。これからも私を守っていてね」と心から感謝を込めて言いたいです。


明日は母の三回忌を行います。
翌日7/12は母の2回目の命日です。早いものですね。

母の顔を見なくなり、声を聞かなくなってもう2年も経ちました。
今でも毎日話しかけます。母に問いかけます。ヒーラーの友人の言う事を信じるならば、母はずっと私と一緒にいてくれている。
いまだに悲しくて、悔しくてどうしようも無い感覚に襲われる時がありますが、そんな時、母は今は安らかな場所にいるのだと、だから私も心静かに母を思い出そうと、そう思えるようになりました。
明日は笑顔で手を合わせられますように。



 

2 件のコメント:

やよい さんのコメント...

お母様の三回忌、ほんうに月日の経つのは早いものですね。ひとつの節目を迎えられたぽんさんをはじめご家族の皆様が、心穏やかに日々送られることを願っております。
先日観た映画の中で、人生を後悔する主人公に友人が「楽しいことだけを思い出として残していくことが生きていくのに必要なこと」と言葉をかけたシーンがありました。印象的でした。
私はいまだ元気だった頃の母ではなく病床にある面影しか浮かばず苦しい思いをしておりますが、母のためにもそして何より自分のために、早くそうならなくてはと思っています。
天候が定まらない日が続きますが,ぽんさんお身体大切になさってくださいね

ぽん さんのコメント...

>やよいさん
コメントをありがとうございました。
母の三回忌と言う節目を迎えて思うのは、やっぱり母が家族をまとめていたのだと言う事です。
姉とはメールの交換などをしていますが、父と連絡を取るのは月に数回....
母の病気が分かってからはほぼ毎日連絡をしていた事を思えば申し訳無い気持ちにもなりますが....

楽しい事だけを思い出として....の言葉、心に響きますね。
私もやよいさんと同じです。未だに母の病床の姿の方が強く心にあります。

時間が必要ですよね。
こうせねば、と思う事もプレッシャーになると思うのです。
やよいさんのお母様も私の母も、私たちが元気に明るく生きてゆく事を望んでいるはずですよね。
そこに至るまで私自身もまだもう少し時間をかけたいと思っています。