すっかり秋の気配だと思っていたら今日は真夏のような暑さ!でも暑さの勢いは確実に落ちています。とお〜くに秋の匂いがします。
母はナベルビン単剤の治療にジェムザールを足して3回目の投与を終えました。白血球の値が3000を切ると投与中止になりますが何とかウィークリーで投与出来ています。
肺原発もCT画像によるとミリレベルで増大はあるようですが、何とかコントロール出来ているようです。咳が増えているのは肺内転移が増えているからかも知れません。
気になるのは腫瘍マーカー(CEA)が今回ぐっと上がってしまいました。原因は何なのか。画像と合わせないと何とも言えませんが、今の薬がどのくらい奏効しているのかが気になります。
以前セカンドオピニオンを聞きにいったあの有名なH先生は「何クールやってから検査をして、というやり方では無く、一回の投与で一回ごとの検査と評価が必要。それで効く気配が無ければ薬剤を増やすか変える。」という意見でした。
とても納得のいく意見です。今回のマーカー上昇で、次薬剤は何をお願いしようか、と考えました。
主治医は「一クール(4回〜5回投与)を終えてからじゃ無いと効いているかどうかは判断出来ない」と全く逆の事を言います。
薬剤がある程度の時間をかけての積み重ねで体内に効果なり影響なりを及ぼすのであればそれも一理あるとは思います。
一方向だけの意見に傾倒しすぎるのも危険ですね。
主治医はH先生の意見や治療法を「マイノリティーの中でのデータを元にしている。標準的な治療は、はるか多くの人のデータを元にしていますから」と言います。それも分かります。患者家族の立場としては患者自身が苦しく無く、長生き出来るノウハウを持つ(と思われる)医師の意見に大きく傾倒してしまいます。その事でスタンダードの尊さを見逃さないように注意せねば、と思っています。
原発が抑えられていると転移も抑えられているような気もしますが、実際どうなのでしょうか。
脳転移の今後が気になります。
イレッサに戻る時期はいつか、もしくはタルセバが発売になれば真っ先に試したい、でも副作用は、、、、TS−1の効果の程は?などと改めて様々な治療法が頭を巡ります。
2 件のコメント:
はじめまして。私の母(70歳)は肺腺ガン2A期で昨年夏に手術をしましたが、年末よりCEAが上昇し始め転移病巣不明のまま抗癌剤治療中です。
お母様のこと、心配ですね。ガンと判ったときは絶望的になりましたが、克服したり共存して普通の生活を送っている人が多いっていうことをネットを通じて知りました。
母を支えるのは大変ですが、考えようによっては支えられる環境にあることを感謝しています。またブログにお邪魔いたしますね。
>バカボンママさん
初めまして!コメントありがとうございます!
どうも扱いがうまくなくて時間差のコメント表示になってしまう事、お許し下さい。
お母様、心配ですね。CEAはあくまでも目安である、と分かっていてもぐっと上がってしまうと気になりますよね。
私も一緒です。母のガンが分かった時は絶望しましたが、様々な治療にチャレンジして病気と共存している方々や沢山の患者家族さんたちとのネット上の出会いで救われる事も多かったです。
>考えようによっては支えられる環境にあることを感謝しています。
良い言葉ですね。
お互い頑張りましょう。
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