2007年7月21日土曜日

脳転移

 今日は母の脳MRI検査に同行しました。昨年から某サイバーナイフセンターで診てもらっています。

 結果、、、、何と15個以上の多発転移がありました。
イレッサを休薬した時点でどこかで覚悟していた事態ではありますが、さすがにショックでした。

 センターの主治医は変わり者のような風貌の、口調もちょっと荒いような先生ですが、実は凄く細やかにこちらが神経質にならないように気を使ってくれている先生です。私はとても信頼しています。
 
 先生曰く「五月の時点では確かに何も見えなかった。でも自分の中では事態はあまり変化していないんだよね。こうなる事は想定内だよ」との事。私にとっては安心出来る言葉でした。
画像に見えているかいないかの違いだけで、既に過去に脳転移の経緯があるという時点でこの事態は予測出来る訳で、実際治療にかかる時期を遅めたのがイレッサだったという事ですね。

 肺の原発の治療を考え直す時期である事も認識しました。
減量した抗がん剤治療がベストだと思って主治医に遂行してもらっていましたが、副作用も無い変わりに作用もしていないようで、先日のCTでも「原発、転移部の若干の増大」が認められました。

 ナベルビンの量を増やすのか、ジェムザールと併用するのか、とにかく少しでも進行を遅らせたい、と切に願っています。
肺の主治医はこちらの言いなりで、自分の意見を言わない人です。「この場合はこうした方が自分の経験上良い」と言ってもらえた事は一度もありません。

 サイバーナイフセンターでの治療は早速明日からです。
センターの主治医は「今後転移が増えても治療をするだけだよ、これからもね、淡々とね」と最後に言いました。
先生、母をよろしくお願いします。


 

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