今日は母の通院日、同行は出来ませんでしたが、予定通りナベルビン投与完了とのメールが届きました。
減量投与ですので白血球値も限りなく正常値に近く、体調も良いようです。母曰く「効いている感じがする」そう。こればかりは経験が無いので分かりませんが「目、鼻、額の皮膚がぴりぴりと引きつるような感じ」がするそうです。特に痛みがあったり不快だったりする訳では無いようですが、減量した投与でもこのような体感があるというのは抗がん剤が並外れて強い薬であるという事を思い知ります。
腫瘍マーカーも画像の所見も取りあえず現状維持は出来ているようです。何事も「気」が大切。効いている「気」がするのは良い事です。
話は変わります。
仕事の現場で「Moon River」を聴きました。何度も聴いた事のある良く知っている曲なのですが、その時は妙に心に染み渡り「ああ、本当に良い曲だな、、、」と今更ながら涙が出るくらいに感動しました。
Moon Riverのメロディーがここ数ヶ月頭を離れず、心の中でずっと歌っていたのですが、今日やっと「Breakfast At Tiffany’s」のDVDを観ました。’61年の作品、正に母の青春時代の映画です。
ストーリー自体はシニカルな笑いを含んだ深みのある作品で全く古さは感じさせず、母が過ごした二十代への思いを馳せつつ、60年代のアメリカへの憧れがより強くなりました。
とにかくAudrey Hepburnが素晴らしく綺麗でチャーミング。
Audreyは60台前半で結腸ガンで亡くなったとか。
晩年の貧しい子供たちの為に東奔西走していた映像を見かけた事があります。あの凛としたたたずまいから察するに最後まで望む生き方を全うしたのだろう、と想像します。
Audreyに重ね合わせるのも恐れ多いのですが、母にもそうあって欲しいと願います。
出来るだけ長く生きて欲しいと願うのは娘として当然なのですが、今後の治療の選択に関しては、私の思いよりも母がどうしたいか、どれくらい生きていたいか、よりもどう生きていたいかを話し合って決めていきたいと思いました。
2 件のコメント:
こんにちは^^
いろいろバタバタと忙しくしていて、やっとおじゃますることが出来ました。
お母様の事、ぽんさんの事、読まさせていただきました。
私も「気」が大切!そう思います。
後は、それがいかに効いているかイメージする。
同じ薬を使っても、この気持ちがあるのとないのでは大違い!
きっとお母様も効果大♪だと信じています。
また、遊びに来させていただきますので、よろしくお願しますね。
>nonさん
ご来訪ありがとうございます!!
薬が効く「気」大切ですよね〜。nonさんはその後イレッサの具合はいかですか?
nonさんの元気なブログにいつも励まされています。どうかこのまま効き目が続きますように!!
コメントを投稿