2007年5月29日火曜日

セカンドオピニオン報告

セカンドオピニオン報告

 仕事を終えて帰宅したのが24時半くらい。お風呂に入り、今日は冷えるので焼酎のお湯割りを飲んでいます。私のリラックスタイムです。旅先で増加した体重が食事量をコントロールしたせいで良い感じで戻っています。少し体が軽くなりました。

 さて、先日待望の(?)H先生のセカンドオピニオンに行ってきました!
一時間という限られた時間を有効に使う為に母と相談して質問要項を作って行きました。H先生は終始優しく分かりやすく話を進めて下さいました。お話のスピードが心地よい早さで、指摘は的確、しかも話し方に臨場感があり、「ふむふむ、、、、なるほど」と聞き入ってしまいました。

 ありったけのレントゲンとCT画像、血液検査結果、腫瘍マーカー値を持っていったのにも関わらず「資料が少な過ぎてイレッサの耐性がどうかははっきり診断付きかねる」と言われてしまいました。
 レントゲンは最低月二回、CTは月一回、腫瘍マーカーは出来るだけ多くの種類を週一、これが必須だそうです。
ちなみに今までレントゲンは月二回は撮っていたものの、CTは3ヶ月に一回、腫瘍マーカーは月一でした。これではガンを追跡する検査としてはお話にならないそうです。

 今の医療システムでは腫瘍マーカーは月一しか取れません。もっと取ろうと思ったら自由診療になってしまいます。今までの医療費の領収書を見ると腫瘍マーカーの検査料は約500円。これが3割負担だとしたら自由診療でも何とかなるかも知れません。問題はそれを行ってくれる医療機関があるかどうかです。

 CTに関しては「被爆を考えると3ヶ月一回が限度」と主治医に言われていた事を告げると意外な返答を頂きました。「そんなのは全部ウソです」との事。
 一人の患者に関して検査のし過ぎは医療費の無駄使いとして医師自身が国から叩かれるそうで、その逃げ口上として「被爆」という言葉を使うそうです。CT検査くらいの被爆は全く問題が無いとの事、、、、

 今後薬剤を替えて点滴の抗がん剤になったとしたら尚更、検査の内容とペースは大切になってくるそう。投与した薬剤が作用しているかどうかを頻回にチェックする必要性があるという事です。

 果たしてこのような検査を実行しながらガン治療を行ってくれる病院ないし医師がどれくらい今の日本にいるのでしょう?
医師もただでさえ激務の中、政府と戦うのは並大抵では無いと思います。
弱いものいじめの日本の政治、余計な事にお金を使っている余裕があるのなら医療費にまわせ!!と声を大にして言いたいです。


 その他にもプラチナ剤の使い方や薬剤の減量の薦めなど、有意義なオピニオンを沢山頂きました。行って良かったです。
医者と患者も人間同士、信頼関係を作って自分の納得のいく治療を受けられるように充分話し合いをして下さい、という言葉が心に残りました。がんばろう!
 

1 件のコメント:

sumire さんのコメント...

ぽんさん、おはようございます。
セカンドオピニオンのご報告を有難く拝見しました。お忙しい先生、ぽんさん、、ただ居ながらにして読んでる自分が申し訳ないです。我々の命は政府に左右されているのはよく聞くところですが、、、、ほんとに考えなければいけないことですね。
また色々教えてくださいね、よろしく。
有難うございました。