もうすぐ二週間が経ちます。私にとってはとても長い時間でした。
亡くなる前の数日、亡くなってからの怒濤のような忙しい日々、しっかり母に思いを寄せて悲しむ時間なんてありませんでした。
今もまだ実感はありません。ただとても気持ちが不安定になっている事を感じます。
すっかり日常に戻っていますので日々色々な事があります。あ、これを母に伝えよう、と思う度に「もういないんだ...」と思います。でもそこで泣いたり出来る程の暖かな感情の動きも無いのです。ただ愕然とするだけです。
今日は仕事帰りに、母が5月に脳転移の処置で東京で入院していた病院の近くを通りました。胸が締め付けられるような気持ちになりました。あの頃は母はこの世にいて、毎日会えて、会話もしていたのに。あれからたった二ヶ月しか経っていないのに。
でも本当の悲しさはこれから来るのだと思います。
母の死に関して一つだけ良い事は、もう母は治療はガンの進行に苦しまなくて良いのだという事、そして私もその姿を見なくて良いのだと言う事。私たち親子の戦いはやっと終りました。
なんだかぼやきのような記事になってしまいました。いずれにしても母が亡くなった後にこの形でのブログを続けるのは本意ではありません。近い内に別の形に置き換えるか、閉じるか、考えようと思います。せっかく「ガン友MAP」を通して訪れて下さった方をがっかりさせてしまうのは本末転倒です。
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