2008年1月6日日曜日

2008年のスタートです。

 このブログを覗いて頂いている皆さん、明けましておめでとうございます。
週明けから仕事始めの方も多いと思いますが私は明日からです。今月は自宅での仕事が多くなりそうです。ガソリンも高いし、風邪も流行しているのでその方が都合が良いくらいですが、適度に運動をしないと体重増加が危険な季節です。

 お正月に実家へ行きました。
両親と過ごす新年がかけがえの無い大切な時間のように感じています。過剰に感傷的になる事を極力避けて来ていましたが、母が告知を受けて二回目のお正月、家族で過ごした風景を目に焼き付けておこうと思いました。
数年前には思いもしなかった事です。
年末に、一方的ではありますがweb上で心の支えにして来た方たちの急変や急逝が度重なり私自身気弱になっているせいも有り、楽しい時があると裏腹に「これがいつまで...」という悲しい考えが浮かんでしまうのです。


 二回目のイレッサは幾分効果が上がっているようで、咳が治まってきたようです。後は画像診断、マーカーの推移の如何で効果の程が計られます。二回目という事は耐性の付く時期も早いのでしょうか。母は次の治療を探しておいて欲しい、と言っていますが、どうせなら長く効いて欲しいものです。

 次の治療、と一言で言っても難しい判断です。決して引導を渡す事の無い主治医に意見を求めても不毛です。
平岩正樹医師の著書と主治医からもらったレジメン表を見比べて見た所、まだ試していない薬剤、組み合わせが沢山ある事が分かりました。
 イレッサ耐性後は誰もが薬の選択に頭を悩ますようです。母の場合、脳転移との時間の戦いもありますし、知識と決断力のいる問題です。

 母の希望で脱毛の副作用が少ないものから試したいとの事、必然的にタキサン系の薬は外れます。白金系の薬剤は副作用が心配ではありますがシスプラチン+TS-1、もしくは単剤投与が主流のアムルビシン、イリノテカンあたりを主治医にリクエストしつつ意見をあおぐつもりです。投与量も少なめから増やして行く、という方法を取りたいと思っています。

 タルセバがいつから使えるようになるのかが分からないのですが、今タルセバを使ってしますと切り札が無くなる、という不安があるようです。その気持ちも分かります。
 難しいですね。どなたかご意見頂けるととてもありがたいです。


 
 
 

2 件のコメント:

のすたるじあ さんのコメント...

あけましておめでとうございます。のすたるじあです。私は全然肺がんの治療の研究をしていないのですが、よく調べていらっしゃいますね。母は埼玉医大国際医療センターに通っているのでそこの主治医の話を聞きつつやっていくしかないと今は思っています。月に1度の通院がいつまで続くか祈る思いではありますが、入院となればアルツハイマーの父のこともまた考えなければなりません。結局仕事は三月に辞めます。30年働きました。これからは消費しない生活に入ります。両親も忙しい私の生活を見てもう辞めたほうがいい、食べさせてあげるからと言ってくれています。これからに備えて家にいるというのも変ですが、私のこれからのことを考えてもこの決断は悪くないと思っています。明日が経ット、11日が検査結果を聞きに行く日です。どちらも休めません。時々頭が痛むというので、脳転移かと心配したり、腫瘍マーカーが上がっていないから大丈夫と思ったり。早く完治を期待できる世の中にならないかしら。これが新春の私の願いです。

ぽん さんのコメント...

>のすたるじあさん
おめでとうございます。
間違っていたらごめんなさい。yahooブログで何度かお話させて頂いた方でしょうか?
お仕事をしながらご両親のお世話をするのは並大抵の事では無いと思います。ご自分で悪く無い決断だと思われるのであれば意味のある事なのだと思います。お体に気を付けてご両親を支えて差し上げて下さい。
検査検査で一喜一憂、気が安まらないですね。お察しします。私も同じです。
本当に早く良い薬が出来ないものかと思います。生きてさえいればチャンスはあるものと、細々とでも治療を続けていけるよう願うばかりです。