2008年4月26日土曜日

副作用

 水曜にイリノテカンを投薬してから4日が経ちました。今まででしたら副作用が抜けて楽になっている頃です。
今回は何故だか今だにひどい吐き気が抜けません。水を飲んでも戻してしまいます。固形物は入りません。

 4日間何も食べていない事から衰弱がひどく、歩いてもふらついてしまいます。
声を出したり立って歩いたりすると吐き気がひどくなるようで寝ている事しか出来ません。仕事を整理してなるべく実家に長期滞在出来るようにはしていますが3日が限度です。
 70才を超えた父は自分の事はかろうじて出来ますが、母の事は何かしてあげようと思っていても的外れな事ばかりしています。仕方ありませんね、この年齢の男性ですから。
 
 近所のクリニックで点滴を、と思っても本人が点滴の事を考えただけで吐き気がする、と拒否をします。
しかしそうも言ってはいられません。本当は今すぐですが、あと数日これが続くようなら危険な状態ですから何かしらの手を打たなくてはいけません。

 私が一番恐れているのが、これが副作用では無かった場合の事です。
何故なら多くのがん患者さんの終末期と症状が似ているからです。でも抗がん剤の投薬日までは割合元気にしていたのにそんな急に、という疑問もあります。
 今までの薬の蓄積で今回は特にひどく副作用が現れているのであれば早く抜けて欲しいと切に願います。

 今週の通院の際に腫瘍マーカーが上がっているから、と減量では無く標準量を投薬してしまった事を強く後悔しています。私が一緒にいながら、何故母の体調を一番に考えずに主治医に従ってしまったのか、悔やまれます。
 イリノテカンに見切りを付けてタルセバに移行する為に一週休薬、という事にすれば良かった、と今となっては思います。

 

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